高校からはそれまで住んでいた長野市を離れ、同じ県内ですが、
佐久市の佐久高校、今の佐久長聖高校へと進学しました。
なぜ、この高校を選んだか?
長野市内だと、長野高校が最もレベルの高い高校だったのですが、その時の自分の成績では到底無理なレベルでした。
将来医者になりたいという夢を中学生の頃から持っていたのですが、
1つ下のレベルの高校は医学部進学実績もほとんどありませんでしたので、そこに行っても医者になる可能性は非常に少ないと感じていました。
その時、佐久高校が県内初めての理数コースという教育システムを作ることを知り、その将来性に賭ける事にしました。
結果として、一浪して私立の補欠合格ではありますが、昭和大学医学部に入学する事が出来たことは、本当にこの高校のおかげだと思っています。
ただ、高校時代、本当にお世話になった恩師は10年程前に胃癌で亡くなられました。
まだ若かったのに、働きすぎなんです。
生徒のために、昼も夜も、平日も休日もなく生きていたような人でした。
腹がおかしいなと思っても病院にも行かなかったんでしょうね。
お子さんはまだ確か中学生か高校生くらいだったと思います。
残されたご家族の事を考えると胸が痛みます。
自分も成長した姿を見せたかったです。
御冥福をお祈りします。
そいえば今日、夏の甲子園の長野県大会決勝で、松商と当たるんだった。
勝てるかなあ?