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大きなかぶを抜くために、かぶをおじいさんが、おじいさんをおばあさんが、おばあさんを孫娘が、孫娘をいぬが、いぬをねこが後ろから引っぱって・・・・・

2017.07.28

今回はまた全然違う話を書きたいと思います。

自分の趣味の話です。

 

題名の「大きなかぶ」ですが、最近小学校に入学した息子が、国語の教科書の音読の宿題のためにいつも家で読んでました。

これを5回とか10回とか連続で、しかも高速で読んでるんですよ。

誰が何を引っ張ってんのかわけわかんなくなってきます。

 

 

 

さて、本題に戻ります。

自分は株式投資が趣味です(そこかよ!!)。

 

 

まあ趣味程度ではありますが、利益はそこそこ出ています。

昨年、半年間のシンガポール留学に行ってたのですが、そこでかかった留学費用は、全てこれまでの株式投資で得た利益を使いました

(嫁に留学を許してもらうため泣く泣く使いましたが・・・)

 

 

ただ自分自身、もともと株なんていうものには全く興味が無かったのです。

親からも、

「株なんて、ギャンブルと一緒だから絶対やるな」

て言われてました(まあよくある話ですよね)

 

 

しかし、きっかけはJ-TECという会社と、一人の後輩です。

 

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まずJ-TEC社ですが、再生医療製品の会社です。

日本で初めて保険適応の再生医療製品である、培養表皮を作った会社ですね。

 

培養表皮は、重症な熱傷患者さんの治療に使われるものです(今では先天性母斑や白斑にも使用されてきています)。

以前自分が部長として働いていた、前橋赤十字病院ではこの製品を使って積極的に熱傷患者さんの治療をしていました。

 

この培養表皮が保険で使えるようになったのは2007年でした。

 

その時に林くんという後輩が、自分が以前部長として働いていた前橋赤十字病院にレジデントとしてきていたんですが、

 

その彼に

 

「先生、株面白いですよ。J-TECの株でも買っちゃいましょうよ」

 

といわれ、その時にこのJ-TEC社の株を買いました。

 

 

後輩に勧められたのもありますが、なぜこの会社の株を選んだか?

 

このJ-TEC社の培養表皮は、これまでの熱傷治療を変える凄い製品だというのを自分自身感じていました。

 

なので、自分が頑張ってこの製品を広めていけばこの会社の株価も上がるかなあ

そうすれば、自分自身の名前も上がるだけじゃなくって、懐も潤っちゃうなあ

いやー、ウハウハだなー

 

なんていう考えで、自分にとって初めての株式投資はこの会社に決めたのです。

 

「君に決めた!!」

 

 

さて、この会社の株価はどうなったと思いますか?

 

なんとこの会社の株価は何倍にも上がりました。

 

凄いですね。

 

自分が頑張った甲斐がありましたね。

 

 

とここまで書くと、

「村松パイセン、スゲーっす」

となりますが、

 

 

上がった理由は

 

山中伸弥教授のノーベル賞受賞です。

(はいそこー、おしゃべりしないー!!)

 

 

全然自分、関係なかったっす。

 

教授のips細胞でのノーベル賞受賞のおかげで、この会社をはじめとするバイオ株のバブルが起きました。

そのバブルに乗っかって、このJ-TEC社の株価も何倍にも上がって行きました。

 

毎日ストップ高になった時は、

「山中パイセン、すげーっす」

といつも感謝でした。

 

自分という人間は全く株価に影響しませんでしたが、日本の株価に個人で影響を与える山中教授ってすごいですね。

 

一応、この培養表皮もかなり使わせていただきまして、少しは自分も貢献できたとは思っています。

あと後輩の林くんですが、今は自分の後をついで前橋赤十字病院の部長になって頑張ってくれています。

 

 

これが自分の始めての株式投資でした。

 

 

次回、

「株式投資にどハマりする形成外科医師」

にご期待ください!!

 

 

 

 

群馬のソウルフード

 

 

 

 

 

 

 

記事執筆者

院長村松英之
きずときずあとのクリニック豊洲院院長 村松英之

資格

日本形成外科学会専門医
日本熱傷学会専門医
日本創傷外科学会専門医
皮膚腫瘍外科分野指導医
小児形成外科分野指導医