熱傷治療 基本 熱エネルギーと低温熱傷 | きずときずあとのクリニック 豊洲院 | 東京都江東区の形成外科・美容外科

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熱傷治療 基本 熱エネルギーと低温熱傷

2017.08.01

当院でのやけどの治療は基本的に保存的治療です。

先日も書きましたが、湿潤療法を基本として治療を行います。

ただ、低温やけどは、保存的治療でなく手術や処置をお勧めする場合もあります。

それはなぜか?

同じやけどじゃないのか?

 

それを理解するために、やけど、つまり熱傷の基本について、医療者でない方でもわかりやすいように書いてみたいと思います。

 

 

熱傷は怪我、外傷の1つです。

 

たとえば打撲はぶつけた力による怪我です。

擦り傷は摩擦による怪我です。

 

同じようにやけどは熱による怪我です。

 

もっと詳しくいうと、熱エネルギーがどのくらい移動したかによる怪我なのです。

その移動した熱エネルギーによって、大きく怪我の重症度、つまり深刻度合いが変わってきます。

 

熱いもの(例えば熱湯とか、熱いフライパン)から、低いもの(やけどだと、体表面)へと、どのくらい熱エネルギーが移動したか?

これは熱輸送量といいますが、これは温度差と時間に比例します。

 

 

つまり、やけどの重症度は「温度」と「時間」によるのです。

 

熱いものでも瞬間的な接触であれば、軽いやけどで済む

あまり熱くないものでも、長時間接触していれば重症なやけどになってしまう。

 

低温熱傷というのは後者になります。

だから低温熱傷は、狭い範囲でもなかなか治らないのです。

 

当院では低温熱傷は普通の熱傷とは根本的に違う治療をお勧めします。

保存的治療でも、何ヶ月もかければなんとか治ります。

ただその間の処置は面倒なものになります。

 

当院では様々な最新の治療を使って出来る限り早く治します。

 

低温熱傷が治らなくて困っている方はぜひご相談ください。

 

湯たんぽ・・

 

 

 

 

 

 

 

 

当院は完全予約制ですが、

怪我ややけどなどの緊急の患者さんの診察は可能です

その際は必ずお電話でご連絡ください

なお、混雑状況によってはお待たせする場合もございます

ご了承いただければ幸いです

 

 

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記事執筆者

院長村松英之
きずときずあとのクリニック豊洲院院長 村松英之

資格

日本形成外科学会専門医
日本熱傷学会専門医
日本創傷外科学会専門医
皮膚腫瘍外科分野指導医
小児形成外科分野指導医