やけどの治療

やけどの治療について


当院では、怪我ややけどの治療を専門的に行っております。
怪我ややけどの治療において初期治療はとても大事です。
当院は予約制ですが、怪我ややけどの患者さんに対しては予約がなくても診察は可能です。
受診の前にお電話をいただければ幸いです。
全て保険診療で行います




やけどとは、その種類について


やけど(熱傷)とは、熱による皮膚へのダメージです。
その原因としては、固体(フライパンや鍋など)、液体(お湯や油)、
火炎(焚き火や花火)などがあり、他にも電気によるものや、酸やアルカリなどによる化学損傷、
そして湯たんぽによる低温熱傷もあります。

子供に多い火傷として、テーブルの上にある味噌汁やカップラーメンなどを倒しての胸や顔への
やけど、ファンヒーターや炊飯器の蒸気や、熱いフランパンを触ってしまったりすることなどによる
手のやけどが多く見られます。

大人では、やかんやポットのお湯、油によるやけど以外に、
冬では湯たんぽによる低温熱傷も多く見られます。




治療の基本方針


当院の怪我ややけどに対する治療の基本方針は

  • 「できるだけ早く治すこと」
  • 「できるだけ綺麗な傷跡を目指すこと」

この二つは非常に密接に関連しています。
早く治る怪我ややけどは傷跡もきれいになりますが、
反対に治るのに何ヶ月もかかるような怪我ややけどは傷跡も汚くなります。
つまりできるだけ早く治るような治療を行うことが、将来的な傷跡をきれいにするためにも
大事になってきます。




やけどの重症度について


やけどは、その深さと面積を理解することが治療においては重要です。



①深さ

皮膚は表面から、表皮、真皮、皮下組織に分かれております。
やけどはそのダメージの深さにより、Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度にわかれます。

Ⅰ度熱傷 表皮だけのやけどです。
赤みが出て痛みや熱感は出ますが、水ぶくれはできません。
一般的に数日で治り傷跡は残りません。
Ⅱ度熱傷 表皮から真皮までのやけどです。
水ぶくれができるのが特徴です。真皮は傷の治りに大きく関わっているので、
ダメージが真皮の浅いまでで止まっていれば傷の治りも良いのですが、
真皮の深いところまで及んでしまうと傷の治りも遅く傷跡も残る場合があります。
一般的に1〜4週間で治り傷跡もある程度は残ります。
Ⅲ度熱傷 表皮、真皮を超えて皮下組織までダメージが及んでいるやけどです。
水ぶくれはなく乾燥した状態となっています。色は黒や白です。
皮膚が焦げてしまっているために少しすえた匂いがします。
感覚はなくなっており針で刺しても痛みはありません。手術が必要になる場合も多く、
一般的に治るまで1ヶ月以上かかり傷跡も残ります。


②広さ

やけどは広範囲になればなるほど治療までの時間が長くかかります。
また広範囲のやけどは全身に影響を与えることもあり、
集中治療室などでの治療が必要となることもあります。

一般的に、Ⅱ度熱傷であれば10%を超えるものや、Ⅲ度熱傷であれば2%を超えるもの、
また顔面や手、陰部などのやけどは熱傷専門の医療機関での治療が必要になります。




応急処置について


やけどをしたときの応急処置は、「冷やすこと」です。
可能なら常温の水で20分程度冷やしてください。
難しい場合は、冷たいタオルや氷を用いて冷やしてください。
水ぶくれは破けないように気をつけてください。

もし洋服などを脱ぐことで水ぶくれが破けそうならそのままにして
医療機関を受診することをお勧めします。

水ぶくれができていたら医療機関に受診することをお勧めします。
それまではくっつかないガーゼなどでやけどした部分を保護してください。
くっつかないガーゼがすぐに準備できない場合は一時的に
サランラップなどを貼ってもOKです。

(あくまでも応急処置のためのラップ使用であり、治療としてラップは使用しないでください)




やけどの治療


やけどに対しては基本的に湿潤療法を行います。

ワセリン軟膏とくっつかないガーゼで治療を行なっていきます。
また当院ではほぼ全例にフィブラストスプレーという薬剤を併用します。
この薬剤はやけど治療の早期から使用することで将来的な傷跡を改善することが報告されています。

当院はやけどや怪我の患者さんが多いためこのフィブラストスプレーの使用量が日本一です。
キズパワーパットなどのハイドロコロイド製品やラップは基本的に使用しません。
これはバイキン感染のリスクが高いためです。




湿潤療法や消毒について


以前はバイキン感染で亡くなる方が多かったので、
できるだけ傷は乾燥させた方がよいと考えられてきました。
しかし最近の研究により、乾燥した状態よりも
少し湿潤した状態の方が傷の治りは良いことがわかりました。

そのため当院では基本的にほとんどの怪我は湿潤療法で治療を行います。
また、消毒薬も傷の治りには悪いことがわかっていますので現在は使用していません。




治療の流れについて


  1. 1.スタッフが問診をさせていただきます
  2. 2.医師が診察をさせていただき、治療の方法について説明させていただきます。
  3. 3.処置を行います、縫合や洗浄などが必要な場合は局所麻酔を使って行います。
  4. 4.当院のスタッフより、ご自宅での処置の仕方について指導を行わせていただきます。

当院は基本的に毎日通院しての処置は行いません。
多くとも週2回の通院で治療を行なって行きます。
日常の生活を変えることなく、自宅での処置による治療を行う、それが治癒への近道であります。

ただ、自宅での処置に不安がある方がほとんどです。
当院ではみなさんが自宅での処置がきちんと行えるようにスタッフが
十分な指導とフォローを行いますので、今まで処置などしたことがない方でも問題なく行えます。




当院院長は日本形成外科学会専門医日本熱傷学会認定熱傷専門医日本創傷外科学会認定専門医です。
怪我ややけどに関する疑問や不安は何でもお聞きください。




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クリニック概要

きずときずあとのクリニック

診療科目
形成外科、美容外科、皮膚科
住所
〒135-0061
東京都江東区豊洲5-6-29
パークホームズ豊洲ザレジデンス1F
最寄駅
豊洲駅徒歩5分
Doctors File | 当院のドクターがドクターズ・ファイルに紹介されました
Doctors File | 治らないと諦めるのはまだ早い傷痕のレーザー治療
病院口コミ検索サイトCaloo(カルー)に当院が掲載されました
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診療時間 日・祝
10:00~ 13:00
(12:50最終受付)
15:30~18:30
(18:20最終受付)

※木曜は宮崎春野先生の診療となります。
※レーザー治療のご予約は、午前11:50、午後17:20最終受付となります。
★:10:00~14:00(13:50最終受付)レーザー治療のご予約は、12:50最終受付となります。
休診日:日曜、祝日


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※同伴いただけない場合は受診時に「保護者同意書」のご持参をお願いいたします。» 保護者同意書

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  • 他院で受けられた美容外科治療の修正は行なっておりません、来院されましても治療や他医療機関への紹介はできません
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  • お時間に遅れる可能性のある方は、必ずお電話ください