医療アートメイク | きずときずあとのクリニック 豊洲院 | 東京都江東区の形成外科・美容外科

きずときずあとのクリニック 豊洲院

豊洲駅
徒歩5
銀座駅
徒歩3
WEB予約 診療スケジュール

医療アートメイク

アートメイクとは

医療アートメイクは、皮膚の浅い部分(真皮浅層)に専用のマシンや針を用いて色素を定着してく施術です。

通常のメイクとは違い、水や汗、皮脂、洋服の擦れなどでメイク落ちの心配がありません。

刺青やタトゥーとは異なり数年単位で退色していきますが、薄くなったら色素を追加し修正することが可能です。

アートメイクは「専用の針を用いて、皮膚の表面に色素を入れる行為」として医師法の適用を受ける医療行為です。
(参考:厚生労働省「医師免許を有しない者によるいわゆるアートメイクの取扱いについて」)

そのため、アートメイクの施術は「医師、または医師の指示を受けた看護師」しか行うことはできません。
 美容サロンなどではなく、病院やクリニックなどの、医師が常駐する医療機関を選びましょう。

このようなお悩みを抱えている方

  • 周りの皮膚と傷あとの色の違いで傷あとが強調されてしまう
  • 皮膚の色素が一部抜けている
  • 口唇口蓋裂の術後でリップラインのガタつきが気になる
  • 乳輪や乳頭の再建を検討している方
  • 不慮の事故などにより爪を失ってしまった方
  • 化学療法による眉やまつ毛の脱毛に備えたい方

アートメイク 施術の詳細

周りの皮膚の状態・場所・範囲などにより最適な針と色素を選択して、傷あとをカモフラージュします。

通常3回で仕上げますが、範囲が広い場合や傷あとに硬さがある場合は回数が多くかかる場合があります。

料金は範囲によって異なります。(※料金表参照)

直後から赤みが出て4週間ほどかけて徐々に色が落ち着きます。

1週間程度赤みが残り色も濃く発色します。

気になる場合は、アートメイクの翌日から日焼け止めやファンデーションを使用して隠すことができます。

乳房再建の仕上げ(乳輪・乳頭アートメイク)

2014年に乳がんに対する乳房全摘出術後の乳房再建が保険診療になりました。
これにより、乳房のボリュームを保険診療で取り戻すことができるようになりましたが、術前のような乳輪・乳頭の色味を取り戻すことには健康保険が適応されていません。

当院では医療アートメイクで乳輪・乳頭に色をつけて、乳房再建の仕上げを行っています。

乳頭形成手術を受けていない方でも安心
陰影をつけて立体的に見えるように描きます。乳頭形成術を受けていない方でも、正面から見た時に立体的なお胸を取り戻したような仕上がりになります。(見る角度によって印象が変わります)

施術品質について

  • 当院ではFDAの認可を受けた色素のみを使用しています。
    ※FDAとは日本の厚生労働省にあたるアメリカの公的機関です。
  • 徹底した衛生管理の元で施術を行っています。
  • 使用する針はディスポーザブル(1回ごと使い捨て)の物を使用しています。
  • 無理な勧誘は一切致しません。
  • がん専門病院で乳房再建に関わってきた看護師が、カウンセリングから施術後のアフターケアまで一貫して対応します。

アートメイクの適応禁忌・適応注意

適応禁忌

  • 血液系の感染性疾患
  • 皮膚の悪性疾患
  • 金属アレルギー
  • ケロイド体質
  • 妊娠・授乳中

適応注意

  • 糖尿病
  • アトピー性皮膚炎
  • 抗凝固剤服用
  • 接触性皮膚炎

アートメイク 料金表

1回3回セット4回目以降
線状6cmまで
(幅1mm以下)
44,000円119,000円
(39,700円/回)
38,000円
3cm²まで36,000円97,000円
(32,400円/回)
31,000円
9cm²まで51,000円138,000円
(49,500円/回)
44,000円
25cm²まで66,000円179,000円
(59,700円/回)
56,000円
49cm²まで81,000円219,000円
(73,000円/回)
69,000円
81cm²まで96,000円260,000円
(86,700円/回)
82,000円

乳房再建の仕上げ(乳輪・乳頭アートメイク)の料金表

1回2回3回目以降
片側(乳頭なし)52,800円88,000円39,600円
片側(乳頭あり)46,200円77,000円35,000円
両側(乳頭なし)84,000円140,000円63,000円
両側(乳頭あり)72,000円120,000円54,000円

アートメイク Q&A

施術中の痛みはどのくらいですか?

「毛抜きで毛を抜くときくらいの痛み」と表現されることが多いです。
麻酔クリームを塗ってから施術を行うため、施術中に痛みを感じることは余りありません(塗る麻酔は無料)
痛みに弱い方はブロック麻酔を行うことも可能です(追加2,200円/回)

アートメイクのデメリットはなんですか?

・1.5~3年程度で退色する
・一度入れたら完全に消えてなくなることはない
・ダウンタイムがある
・アレルギーの可能性
・施術者により仕上がりが左右される
が主なものです。
施術前の無料カウンセリングで説明を受け、十分に納得してから受けることをお勧めします。

ダウンタイムはどのくらいですか?

7~10日程度です。
直後は赤みや熱感がありますが、時間の経過とともにひいいてきます。
3日後頃にかたぶたになる事がありますが、無理に剥がさないでください。
(※無理に剥がすと剥がした部分の色素が取れてしまうことがあります)

アートメイクを受けたあとにMRI検査を受けられますか?

現在、日本の医療機関で使用されているアートメイクの色素は、MRIに影響しないといわれています。
しかし、アートメイクを入れた部分が熱をもったり、画像にわずかな歪みが出る可能性を完全に否定する事ができないため、 アートメイクを理由にMRI検査を拒否される事があります。
(検査をする医療機関によって判断が分かれます)

完成までに何回かかりますか?

アートメイクは1回の施術で完成することはありません。
通常2~3回ですが、どこまでをもって完成とするかは個人により感じ方が異なります。
よりリアルな再現を希望されるかたの場合は3回以上かかることもあります。

どのくらいの期間もちますか?

1.5年~3年程度もつことが多いですが、代謝や生活スタイルなどで個人差があります。
代謝の良い方のほうが早く薄くなります。
色が薄くなってきになる頃にリタッチで色素を追加することをお勧めします。

金属アレルギーですがアートメイクは受けられますか?

アートメイクで使用する色素には極めて微量ですが金属が含まれています。
金属アレルギーのある方には事前にパッチテストを行います。
(※パッチテスト代が別途5,500円かかります)
パッチテストを行なった場合、1週間程度様子を見て問題がなければ施術を受けられますが、 施術中にアレルギー症状が出た場合は、施術を中止してアレルギーの治療を優先させていただきます。

ケロイド体質ですがアートメイクは受けられますか?

アートメイクは専用の針を使用して皮膚の浅い層に色素を注入していく施術です。
針で傷をつけるため、一時的に皮膚がすりむけた状態になります。
ケロイド体質の方はそれにより傷あとが赤く盛り上がってしまう可能性があるため、施術をお断りしています。

傷あとを消すことはできますか?

残念ながら一度出来てしまった傷あとを完全に消すことは出来ません。
できるだけ目立たないようにカモフラージュする事がアートメイクのゴールになります。