状態にもよりますが、炎症の強い肥厚性瘢痕の場合は必要です。
様々な治療を併用することで相乗効果が得られ、早めの改善が見込めます。
美容外科術後の傷跡が、赤く盛り上がってなかなか平らにならない傷跡になることがあります。
そのような傷痕は肥厚性瘢痕といいます。
肥厚性瘢痕ができる原因は、傷を治すための線維芽細胞の炎症が関係しており、体質的なもの、遺伝的なもの、そして手術した部位も発生に大きく関係しています。
特に顔面では鼻や唇、耳周り、フェイスラインにできやすいです。
体幹では、関節周囲などの可動部(肘、膝、腋窩、鼠経等)にできやすいです。
また、肥厚性瘢痕の炎症が治まり平坦になってきても、赤みだけ残ってしまったり、色素沈着として目立つことがあります。
さらに時間が経ち、白い傷痕(成熟瘢痕)となっても凸凹が残り傷跡が目立つ場合があります。
なぜ最近、美容外科術後の傷跡で悩む方が増えたのでしょうか?その理由は4つに分けて解説します。
肥厚性瘢痕の炎症がまだ強く、赤く盛り上がっているときの治療としては、エクラープラスターとケナコルト注射に加え、POTENZAによる治療が効果的です。※ケロイド・肥厚性瘢痕に対するケナコルト注射について
また、ボトックス等の併用も効果的です。
炎症が治まり色素が残存している傷跡に対しては、色素レーザー(ロングパルスNd:YAGレーザーやQスイッチアレキサンドライトレーザー、IPL)、完全に白くなった成熟瘢痕に対してはフラクショナルレーザーやPOTENZA、ヒアルロン酸注入、手術等の治療を行い、凹凸を平らにして目立たなくしていく治療を行います。
美容外科の術後の傷跡でお悩みの方は大きく分けて5つにわかれます、以下をクリックすると詳細なページにとびます
状態にもよりますが、炎症の強い肥厚性瘢痕の場合は必要です。
様々な治療を併用することで相乗効果が得られ、早めの改善が見込めます。
傷痕修正の手術は行っておりますが、整容面を修正するような手術は行っておりません。
眼瞼術後や包茎術後等の病変は当院では治療を行っておりません。
手術を受けた医院やその部位の治療を行っている医院でのご相談をお願いしています。