フラクショナルレーザー(パールフラクショナルレーザー) | きずときずあとのクリニック 豊洲院・銀座院 | 東京都江東区・中央区の形成外科・美容外科

きずときずあとのクリニック 豊洲院

豊洲駅
徒歩5
銀座駅
徒歩3
WEB予約 診療スケジュール

フラクショナルレーザー

パールフラクショナルレーザーとは?

フラクショナルレーザーは、皮膚表面に対して高出力のレーザーを点状に照射することができる機器です。レーザーで肌に細かい穴を開けて肌の代謝を促進させるため、古く老化したお肌を約1週間かけて、新しいお肌に入れ替える効果が期待できます。

当院では、「パールフラクショナル」を使用したフラクショナルレーザー治療を行っています。これは、波長2,790nmのエルビウム・グラスレーザーで、肌の蒸散と凝固を同時に引き起こし、皮膚の入れ替えとコラーゲン再生を促進します。

当院では、2つの目的に応じた治療を行っています

【1】傷跡治療としてのフラクショナルレーザー

  • リストカット跡・根性焼き跡
  • ケロイドや肥厚性瘢痕の表面の凹凸
  • 火傷や術後の傷跡
  • 凹凸のあるニキビ跡

このような**「傷跡を目立たなくしたい」**という医療的ニーズに対し、真皮層まで届くレーザーを使って肌を深層から再構築します。

傷跡の盛り上がり・凹凸・赤みを改善し、より平坦で自然な肌へ導くのが当院の特徴です。特に盛り上がった傷跡には効果的です

また、フラクショナルレーザー単独に限らず、ケナコルト注射・他レーザー・戻し植皮®や瘢痕形成手術後など他治療との組み合わせもご提案可能です。

【2】美容目的としてのフラクショナルレーザー

  • 毛穴の開き
  • 小ジワ
  • 肌のハリ・キメの低下
  • 肌のくすみ・なめらかさの改善

こうした「肌の全体的な質感改善」を目的とする方には、美容皮膚科としてのアプローチを行います。

1回の治療で20〜25%の皮膚が再生される高密度照射により、肌のハリや明るさがアップ。

ダウンタイムが比較的短く、「大きな施術はしたくないけれど、肌質を改善したい」という方にもおすすめです。

治療の流れ

  1. カウンセリング・診察
     お悩みや肌状態を確認し、医師が適切な出力・照射範囲を判断します。
  2. 麻酔
     照射部位に麻酔クリームを塗布し、30分ほど時間を置きます。
  3. レーザー照射(約20〜30分)
     肌の状態に合わせたパターンで照射を行います。
  4. 処置とアフターケアの説明
     鎮静と処置を行った後、ご自宅での注意点をお伝えします。

ダウンタイムと注意点

  • 赤み・腫れ: 2〜3日
  • 皮むけ・かさぶた: 約1週間
  • 紫外線対策: 数週間は日焼け厳禁。SPF50+の使用を推奨します。
  • 洗顔・メイク: 翌日から可能(ただし刺激は避けてください)
(画像)パールフラクショナル

パールフラクショナルレーザーのメリット

① 真皮深層まで届く強力なリジュビネーション効果

2,790nmという波長により、皮膚の蒸散と凝固を同時に起こすため、表皮の入れ替えだけでなく真皮層のコラーゲン再生を促進します。

②凸凹した傷跡やクレーター肌の改善に適している

点状に皮膚を入れ替える構造により、傷跡の凹凸が少しずつ平坦化されていきます。傷跡の再構築を目指せる数少ない非手術治療です。

③ 肌質改善(ハリ・毛穴・小ジワ)など美容目的にも高効果

再生力が高いため、毛穴の開きや小ジワ、くすみなどにも効果的。ダウンタイムを抑えながら、美容皮膚科的な肌再生を図ることができます。

④ 健常皮膚を残すため回復が早い(部分蒸散型)

皮膚全体を焼かずに点状で照射するため、未照射部位からの再生が早く、回復スピードが比較的早いのが特徴です。

⑤ レーザーの熱作用で殺菌効果もある

アクネ菌や毛包内細菌へのアプローチも期待できるため、ニキビができにくい肌質改善にも寄与します。

パールフラクショナルレーザーのデメリット

① 赤み・腫れ・かさぶたなどのダウンタイムがある

個人差はありますが、2〜5日程度の赤みや皮むけ、メイク制限などが生じるため、大切な予定前には注意が必要です。

② 1回で劇的な効果は得られにくい

肌の再生は段階的に起きるため、傷跡や凹凸の改善には5〜6回程度の継続治療が必要となるケースがほとんどです。

③ 痛みを感じる場合がある

表面麻酔を使用しても、ヒリヒリ感や焼けるような熱感を感じる方もいます(照射直後〜数時間がピーク)。

④ 色素沈着のリスク(特に色白・色黒肌)

照射後の炎症によって一時的に色素沈着(PIH)が起こる可能性があります。紫外線対策を怠るとリスクが上がります。

⑤ 効果実感に個人差がある

同じ出力・回数でも、肌質・年齢・瘢痕の種類により治療効果に差が出ることがあります。事前の診察と期待値の調整が重要です。

(図)フラクショナルレーザー治療のイメージ

フラクショナルレーザー治療の流れ

当院のパールフラクショナルによる治療の流れは、以下の通りです。

01 【初回のみ】診察・説明・同意書の記入

初回は、肌状態の診察と治療のご説明のみ行います。
ご同意いただける場合には、同意書にサインをいただきます。
※初回診察当日はレーザー治療を行わない場合があります。

02 【レーザー施術日】診察・カウンセリング

お悩みやご希望の部位など症状について詳しく伺い、肌の状態を観察させていただきます。

03 メイク落とし・洗顔

施術前にパウダールームにて、メイク落とし・洗顔をしていただきます。

04 麻酔

施術部位に麻酔クリームを塗って、30~60分程お時間を置きます。

05 施術

麻酔クリームを拭き取り、アイガードで目の保護をしてから、レーザー照射を行います。
表面麻酔をしてから照射しますが、部位や患者さんによっては、軽い痛みを感じることもあります。
終了後、炎症を抑えるための軟膏を塗布します。
また、部位によっては、ガーゼで保護します。

フラクショナルレーザー治療後の注意点とケア方法

フラクショナルレーザー後の肌は、非常にデリケートな状態です。適切なケアを行うことで、色素沈着などのリスクを抑え、治療効果を最大限に高めることができます。

治療後の注意点

  • 強くこすらない・かさぶたを無理に剥がさない
     → 肌をこすることで炎症が悪化し、色素沈着を引き起こす原因になります。自然に剥がれるまで触らないようにしましょう。
  • 紫外線を避ける
     → バリア機能が低下している治療直後の肌は、紫外線ダメージを受けやすく、「炎症後色素沈着」につながる恐れがあります。外出時は必ず帽子・マスク・サングラスを着用してください。
  • 飲酒・激しい運動・サウナ・長風呂を避ける(1週間程度)
     → 体温上昇により赤みや炎症が強く出る可能性があります。術後は代謝を過度に上げないよう意識しましょう。

治療後のケア方法

  • しっかりと保湿を行う
     → レーザー照射後は乾燥しやすくなります。医師から処方された軟膏や保湿剤を使って、十分な保湿を心がけましょう。
  • 洗顔・メイクは基本的に翌日から
     → 肌の状態によりますが、洗顔やメイクは翌日以降から可能です。刺激の少ない洗顔料を使用し、ぬるま湯で優しく洗い流してください。
  • 日焼け止めは必須(翌日から使用可能)
     → 色素沈着を防ぐために、SPF50以上の日焼け止めを使用し、2〜3時間ごとに塗り直しましょう。飲む日焼け止めや日傘・帽子の併用もおすすめです。

適切なケアが、肌再生の効果を最大限に引き出します。ご不安な点がある方は、施術担当者または医師にお気軽にご相談ください。

パールフラクショナルレーザー治療の費用

フラクショナルレーザーは、複数回照射することで照射部分のお肌の入れ替えができ、健康的でハリのあるお肌を取り戻すことが期待できます。

フラクショナルレーザー

よくある質問

どんな効果がありますか?

傷跡の盛り上がりを平らにし、肌の凹凸をなめらかにします。小ジワ・毛穴・ハリ感の改善にも効果があります。

痛みはありますか?

表面麻酔と振動機器を使用するため、多くの方が我慢できる範囲の痛みです。初回は照射設定を調整して対応します。

ダウンタイムはどれくらいですか?

通常は3〜7日程度。赤み・かさぶた・軽度の腫れが出ることがありますが、日常生活は可能です。

何回で効果が出ますか?

目安は4〜8回です。特に瘢痕治療では継続によって徐々に改善します。肌質改善の場合は3〜5回でも効果を感じやすいです。

洗顔・メイクはいつから可能ですか?

洗顔は当日夜から可能、メイクは翌日以降から可能です。こすらず優しく行ってください。

色素沈着は起こりますか?

高出力や密度が強い場合、炎症後色素沈着(PIH)のリスクがあります。術後の紫外線対策と保湿ケアが重要です。

他のレーザーとの違いは何ですか?

CO₂レーザーのように皮膚全体を削るのではなく、点状に照射して深部に熱を加えることで、皮膚の再構築を促すマイルドかつ効果的な治療です。

唇にも照射できますか?

はい。赤唇の白色瘢痕にも有効です。色素沈着が起きにくく、安全に対応できます。

他の治療と併用できますか?

はい。色素レーザー(ロングパルスNd:YAGレーザー、Qスイッチ、IPL)、POTENZA、などと組み合わせることで相乗効果が期待できます。

効果が乏しい場合はどうしますか?

1〜2回では効果がわかりづらいケースもあります。継続治療や他治療との併用を検討し、患者様に説明します。

傷跡治療と美容目的では照射設計が異なりますか?

はい。傷跡治療では「深く狭く」、美容目的では「浅く広く」照射します。目的に応じて出力・密度・重ね打ちなどを調整します。

保険は使えますか?

フラクショナルレーザーはすべて自費診療です(保険適応外)。

照射間隔はどのくらいが適切ですか?

皮膚再生の周期を考慮して、6週間以上空けての照射を推奨します。

ニキビができることはありますか?

一時的にニキビが出ることがあります(毛穴の閉塞や皮脂バランス変化による)。必要に応じて予防的な外用を処方します。

院長からひと言

このレーザーは、特に傷跡、特に盛り上がっている傷跡に効果が高いです。ぜひご相談ください。
自分はこれまで傷跡の治療で悩んでいる方をたくさん見てきました。
海外に留学していたときに、多くの方が傷跡に対してフラクショナルレーザーが使用されているのを見て、もっとこのような治療を日本に広めたいと思い開業を決めた経緯もあります。
リストカット、ニキビ跡はもちろんですが、子供の頃の傷跡、火傷のあと、術後の傷跡、妊娠線、さまざまな傷跡に使用してきました。
是非お気軽にご相談ください。