POTENZA(ポテンツァ) | きずときずあとのクリニック 豊洲院・銀座院 | 東京都江東区・中央区の形成外科・美容外科

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POTENZA(ポテンツァ)

レーザー治療POTENZA(ポテンツァ)

POTENZA®(ポテンツァ)で、傷跡の赤み・凹み・盛り上がりを改善

手術後やケガの跡が赤く残っている、凹んで影になっている、盛り上がって硬くなっている…。
そんな傷跡でお悩みの方に、当院ではPOTENZA®(ポテンツァ)という最新治療機器を使った傷跡治療をご提供しています。
マイクロニードルと高周波(RF)の力で肌の再生を促し、傷跡の色や形状をなめらかに整えます。

POTENZA(ポテンツァ)とは

POTENZA®(ポテンツァ)は、皮膚に微細な穴をあけ、その先端から高周波(RF)を照射する機器です。
この過程で創傷治癒のスイッチが入り、肌内部でコラーゲンやエラスチンが新たに生成されます。
さらにRFの熱作用が加わることで、赤みや凹凸の原因となる血管・線維組織の状態を改善します。

当院では、傷跡の状態に合わせてチップや薬剤を使い分け、最小限のダウンタイムで最大限の効果を目指しています。

当院でのチップ・薬剤の使い分け

  • Sチップ:未成熟瘢痕の赤み改善
     → 赤みの原因となる毛細血管の新生を抑え、炎症を沈めます。
  • CPチップ:凹み瘢痕や肥厚性瘢痕の改善
     → 薬剤を真皮層に直接導入しながら加熱。コラーゲン生成を促し、盛り上がりや凹みをなめらかにします。

使用する薬剤例

  • Poly-L-lactic acid(PLLA):コラーゲン生成を長期的に促進し凹んだ傷跡を改善させる 
  • PDRN:組織再生をサポートし、炎症を抑制、また色素沈着も改善させる
  • ボトックス:瘢痕部位の過剰な張力を緩和し、盛り上がりを抑える 毛穴なども収縮させる効果もあり

このような傷跡に効果的です

  • 手術後の傷跡(形成外科・美容外科・外科手術など)
  • ケガややけどの瘢痕
  • ほくろ除去などによる凹み瘢痕
  • 肥厚性瘢痕(ケロイドは対象外)

POTENZA®(ポテンツァ)のメリット

  • チップと薬剤を組み合わせ、赤み・凹み・盛り上がりなど幅広い症状に対応可能
  • ダウンタイムが比較的短く、日常生活に戻りやすい
  • 薬剤導入とRF熱作用を同時に行えるため、治療効率が高い
  • 他のレーザーや注射治療との併用でさらなる改善が期待できる
  • 当院では医師だけでなく経験豊富な看護師も施術を行い、安全性と効果を両立
ドラッグデリバリー機能
ドラッグデリバリー機能

POTENZA®(ポテンツァ)のデメリット・注意点

  • 1回で劇的に変化する治療ではなく、複数回の施術が必要
  • 赤み・腫れ・点状出血など一時的な反応が出ることがある
  • 肌質や傷跡の状態によっては効果の出方に差がある
  • ケロイド体質の方や、強い炎症がある場合は適応外となることがある
  • 自費診療のため保険は使えない

治療の流れ

01 診察・適応の確認

医師が傷跡の状態を確認し、最適なチップ・薬剤・設定を決定します

02 麻酔クリーム塗布(20〜30分)

03 POTENZA®(ポテンツァ)照射(10〜20分)

04 クーリング・アフターケア説明

必要に応じて外用薬やテープを併用します。

治療間隔と回数の目安

  • Sチップ:4〜6週間ごとに3〜5回
  • CPチップ:4〜6週間ごとに3〜5回
    ※傷跡の状態や経過により回数は前後します。

ダウンタイム・副作用

  • Sチップ:軽い赤み(数時間〜1日)
  • CPチップ:点状出血や赤み(2〜3日)
  • 共通:腫れ・かゆみ・一時的な色素沈着の可能性
    ※当日は激しい運動や長時間の入浴、飲酒は避けてください。

他治療との併用でさらに効果を高めます

  • ケナコルト注射やエクラープラスターで盛り上がりを抑制
  • フラクショナルレーザーや色素レーザーで色調を整える
  • 生活習慣やスキンケアの指導で再発予防
POTENZA(ポテンツァ)チップ各種
多彩なチップ

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1回でも効果はありますか?

1回でも赤みや質感の改善を感じる方はいらっしゃいますが、多くの場合は3〜5回程度の継続治療で、よりはっきりとした変化が現れます。傷跡のタイプや経過年数によって必要回数は異なります。

痛みはどのくらいありますか?

麻酔クリームを塗布してから施術しますので、多くの方は「軽くチクチクする程度」です。CPチップ使用時は薬剤導入によりやや刺激を感じる場合がありますが、我慢できない程度の痛みです。

ダウンタイムはどのくらいですか?

Sチップでは数時間〜1日の赤み、CPチップでは2〜3日程度の点状出血や赤みが目安です。メイクは翌日から可能ですが、強くこすらないようご注意ください。

どの薬剤を使うかは自分で選べますか?

傷跡の状態や改善したいポイントに合わせて、医師がPoly-L-lactic acid(PLLA)、PDRN、ボトックスなどの中から最適な薬剤をご提案します。ご希望がある場合は診察時にお知らせください。

施術は医師が行いますか?

当院では、医師と経験豊富な看護師が施術を担当します。チップ選択・薬剤調整・照射設定は必ず医師が行い、安全に配慮しています。

他の治療と併用できますか?

はい、可能です。ケナコルト注射やエクラープラスター、レーザー治療と組み合わせることで、より効果的な改善が期待できます。

ケロイドにも使えますか?

ケロイドは適応外です。ケロイド体質や炎症の強い傷跡は、他の治療法をご提案いたします。

施術後の運動や入浴はできますか?

当日は激しい運動や長時間の入浴、飲酒は避けてください。翌日からは通常の生活が可能ですが、赤みや腫れがある場合は安静にしてください。

日焼けしていても受けられますか?

強い日焼け直後や皮膚炎がある場合は施術を避けます。治療期間中は日焼け止めを使用し、紫外線対策を徹底してください。

保険は使えますか?

自費診療となり、保険は適用されません。治療費は回数や範囲、薬剤によって異なりますので、詳しくは料金ページをご覧ください。