2〜4週ごとの照射を年に10回程度継続することで改善が見られます。
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ロングパルスNd:YAGレーザーは、波長1,064nmの光で毛細血管を選択的に破壊し、赤みのある傷跡やケロイド・肥厚性瘢痕の血流を減らして改善するレーザー治療です。当院では特に傷跡治療を中心に活用し、美容目的や血管腫治療にも対応しています。
照射方法は、肌から少し離す「中空照射」と、瘢痕部に直接当てる「接触照射」を使い分けます。接触照射は毛細血管をより確実に焼灼し、ケロイドや肥厚性瘢痕の盛り上がり抑制に効果的です。
毛細血管を破壊して赤みを軽減し、血流を減らすことで盛り上がりや硬さを抑制。真皮上層への温熱効果でコラーゲン再構築を促し、肌となじませます。
ケナコルト注射やボトックス注射、フラクショナルレーザー、POTENZA®との併用でさらなる改善が可能です。
年に10回程度の継続治療を推奨します。
真皮層へ熱を与え、ハリやキメを改善。ダウンタイムが短く、日常生活に支障をきたさず続けられる美肌治療です。
2〜4週ごとの照射を年に10回程度継続することで改善が見られます。
中空照射は温かさ、接触照射は軽いチクチク感程度で、多くは麻酔不要です。
傷跡治療は年10回、美容は3〜5回が目安です。
ケナコルト注射、ボトックス注射、フラクショナルレーザー、POTENZA®と併用可能です。
赤みは数時間〜半日で軽快します。
炎症がなければ可ですが、色素沈着防止のため医師判断が必要です。
はい、特に接触照射で盛り上がり抑制に効果的です。
保湿と紫外線対策が必須です。
安全性のためお控えください。
再発傾向があるため維持治療を推奨します。
はい、全身対応可能です。
傷跡5〜15分、美容15〜30分程度です。
「赤みのある傷跡は、見た目だけでなく心にも影響します。ロングパルスNd:YAGレーザーは、毛細血管へのアプローチで着実に赤みと盛り上がりを抑えられる治療です。患者様一人ひとりに合わせた最適な照射で、確実な改善を目指します。」