鼻根部未成熟瘢痕 - きずときずあとのクリニック 豊洲院

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鼻根部未成熟瘢痕

怪我や事故などの傷跡部位:顔受傷時期:6カ月以内状態:赤み
初診 治療2回目 現在治療中
転倒後に鼻根部へ残った陥凹と赤みを伴う瘢痕に対し、POTENZA®で真皮リモデリングを実施。凹みがなだらかになり、質感の改善が得られました。

治療内容

病名

鼻根部瘢痕

治療内容

エンビロン、ハイドロキノン、内服
施術の価格
¥20,380
リスク・副作用
かぶれ、アレルギー、かさぶた形成、痛みによる不快感、色素脱失、色素沈着など。またごく稀に治療箇所の色が周囲の色に比べて一過性に明るくなる、又は暗くなる可能性があります。

村松 英之 医師 コメント

30代女性。転倒により顔面を強打し、**鼻根部(眉間下〜鼻背上部)**を受傷された症例です。受傷後に縫合は行われず自然治癒となりましたが、約2か月の経過で軽度の陥凹と赤みを伴う瘢痕が残存したため、当院を受診されました。
診察時、鼻根部中央に直径約5mm大の線状〜点状の瘢痕を認め、表面はやや凹み、周囲に淡い紅斑を伴っていました。硬結や肥厚はなく、瘢痕は**成熟過程にある陥凹性瘢痕(atrophic scar)**と判断しました。鼻根部は皮下組織が薄く、骨膜や軟骨に近接しているため、外傷時に皮下脂肪が損傷されると組織欠損が生じやすく、結果として平坦に治癒せず陥凹が残ることが多い部位です。
本症例に対しては、陥凹の改善と皮膚質感の均一化を目的に**POTENZA®(マイクロニードルRF)**治療を選択しました。POTENZAは微細な針を通して真皮層へ高周波エネルギーを照射し、コラーゲン新生と組織再構築を促進します。特に鼻根部のように皮膚が薄い部位では、熱エネルギーを深層へ的確に届けることで、凹みの底上げと赤みの軽減を同時に狙うことが可能です。
治療は約4〜6週間間隔で複数回行う方針とし、初回は低出力から開始しました。施術後数週間で凹みの輪郭がなだらかになり、皮膚表面のなめらかさが改善傾向を示しています。今後も皮膚の反応を観察しながら、徐々に出力を調整していく予定です。
鼻根部は顔の中心で目立ちやすく、わずかな陥凹や赤みでも印象に大きく影響します。本症例では、POTENZAによる真皮リモデリングが有効に作用し、自然な皮膚質感への回復が期待されています。最終的には必要に応じてフラクショナルレーザーを併用し、さらに滑らかな質感を目指して治療を継続していく予定です。