右頬成熟瘢痕 - きずときずあとのクリニック 豊洲院

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右頬成熟瘢痕

怪我や事故などの傷跡部位:顔受傷時期:2年状態:盛り上がり
初診 治療6回目 現在治療中
幼少期外傷による成熟瘢痕に対し、POTENZA®で真皮再構築を行い、追加でCureJet®を併用。陥凹と質感が改善し、自然な平坦性が得られました。

治療内容

病名

右頬瘢痕

治療内容

POTENZA

治療期間・回数

249日・6回
施術の価格
¥334,800
リスク・副作用
みずぶくれ、かさぶた形成、痛みによる不快感、術後の赤み、腫れ、あざ、出血、熱傷、発疹、瘢痕、軽い出血、色素脱失、色素沈着など。またごく稀に治療箇所の色が周囲の色に比べて一過性に明るくなる、又は暗くなる可能性があります。

村松 英之 医師 コメント

30代女性。右頬に幼少期の外傷による瘢痕を認めました。過去に他院で瘢痕修正術を受けており、線状ではあるものの幅がやや広く、中央部に軽度の陥凹を伴う瘢痕となっていました。手術後数年を経過し、炎症や硬結はなく成熟瘢痕の状態でしたが、質感と平坦性の改善を希望され来院されました。
初期治療として、瘢痕の凹凸と皮膚質感の改善を目的に**POTENZA®(マイクロニードルRF)**治療を選択しました。POTENZAは微細な針から高周波エネルギーを照射し、真皮層におけるコラーゲン新生とリモデリングを促進します。これにより、瘢痕部の硬さや凹凸が緩和され、皮膚の張りと滑らかさが改善します。本症例では4回の施術を行い、陥凹の軽減と質感の均一化が得られました。
その後、さらに自然な仕上がりを求める希望があり、**CureJet®(キュアジェット)による追加治療を導入しました。CureJetは高圧ジェット技術を用いて皮膚表層を微細に剥離し、同時に薬剤を皮内へ均一に導入する装置です。表皮下の浅層リモデリングを誘導しつつ、薬剤の物理的注入によって一時的な膨隆効果(volumizing effect)**を得ることができます。さらに、その刺激により線維芽細胞が活性化され、新しいコラーゲンが生成されるため、効果が持続的に現れます。
POTENZAが真皮中層のリモデリングを担うのに対し、CureJetは浅層の質感と滑らかさの改善に優れており、両者を組み合わせることで多層的な瘢痕修復が可能になります。本症例でも、CureJet施行後に皮膚表面の滑らかさが増し、光の反射が均一化してきています。
今後も治療間隔をあけながらCureJetを数回継続し、再生過程の安定を確認したうえで仕上げのレーザー治療を検討する予定です。本症例は、POTENZAとCureJetを段階的に組み合わせることで、陥凹性瘢痕の質感改善に良好な経過を示した症例といえます。