両側腋窩豊胸後肥厚性瘢痕 - きずときずあとのクリニック 豊洲院

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両側腋窩豊胸後肥厚性瘢痕

美容外科術後傷跡部位:腕・腋受傷時期:6カ月以内状態:赤み
初診 治療6回目 現在治療中
30代女性。両脇の豊胸術後の傷跡が皮膚瘤化し、色素沈着を認めました。ロングパルスNd:YAGレーザーとIPLを用い、約1年かけて改善を目指しています。

治療内容

病名

両側腋窩豊胸後肥厚性瘢痕

治療内容

ロングパルスNd:YAGレーザー

治療期間・回数

399日10回

村松 英之 医師 コメント

本患者は30代の女性です。両脇の豊胸術後の傷跡について相談され、当院を受診されました。術後経過の中で、脇部の傷跡が皮膚瘤状に盛り上がり、加えて色素沈着を伴っている状態でした。
脇は解剖学的にも特殊な部位であり、日常的に皮膚同士が擦れやすく、発汗や蒸れも起こりやすいため、術後に皮膚瘤や色素沈着が生じやすい部位です。一方で、同じ手術を受けていても非常にきれいに治癒する方もおり、体質や生活環境、創部への刺激の差が経過に大きく影響します。このような傷跡は自然経過での改善が乏しく、治療介入が必要となるケースも少なくありません。
本症例では、患者さんが最も気にされていたのが色調の問題であったため、まずは炎症と色素異常の改善を優先しました。具体的には、ロングパルスNd:YAGレーザーを用いて赤みや血管成分にアプローチし、併せてIPLにより黒みや色素沈着の改善を図る治療方針としました。皮膚瘤については、まず炎症を落ち着かせることが重要と判断し、段階的な治療を行っています。
治療は月1回のペースで継続し、全体として約1年程度かけて徐々に色を薄くしていく計画としました。現在は6〜7回目の治療段階ですが、赤み・黒みともに徐々に軽減しており、経過は良好です。脇という部位特性を考慮すると、短期間での劇的な改善を目指すのではなく、時間をかけて安定した改善を得ることが重要です。今後も治療を継続することで、さらに自然で目立ちにくい傷跡へと改善していくことが期待されます。