頸部肥厚性瘢痕 - きずときずあとのクリニック 豊洲院

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頸部肥厚性瘢痕

怪我や事故などの傷跡部位:顔受傷時期:3年以上前状態:赤み
初診 治療5回目 現在治療中
頸部手術後の肥厚性瘢痕に対し、形態は安定していたため色調改善を目的にロングパルスNd:YAGレーザー治療を行いました。約8回の治療で赤みが軽減し、高い満足が得られました。

治療内容

病名

頸部肥厚性瘢痕

治療内容

ロングパルスNd:YAGレーザー、IPL

治療期間・回数

161日・5回
施術の価格
¥136,000
リスク・副作用
みずぶくれ、かさぶた形成、痛みによる不快感、術後の赤み、腫れ、あざ、出血、熱傷、発疹、瘢痕、軽い出血、色素脱失、色素沈着など。またごく稀に治療箇所の色が周囲の色に比べて一過性に明るくなる、又は暗くなる可能性があります。

村松 英之 医師 コメント

本患者は30代の女性の方です。
3年前に頸部の手術を受けられ、その術後に肥厚性瘢痕を形成したため、他院形成外科にて瘢痕形成術が行われていました。術後はエクラープラスターによる保存的治療を継続されていましたが、十分な改善が得られず、傷跡の見た目を主訴に当院を受診されました。
初診時、頸部の傷跡は大きな盛り上がりはなく、ある程度平坦化は得られている状態でした。一方で、瘢痕部には赤みを主体とした色調変化が残存しており、視覚的に目立つことが患者様の最大の悩みとなっていました。頸部は露出部位であるため、わずかな色調異常でも日常生活上のストレスにつながりやすい部位です。
以上の所見から、本症例では形態的な問題よりも色素・血管成分の残存が主な原因であると判断しました。そのため、まずはロングパルスNd:YAGレーザーによる色調改善を治療の中心とする方針としました。初期治療として同レーザーを導入し、瘢痕部の赤みや色むらの改善を目的に、計画的な治療を開始しています。
治療は約1年にわたり継続し、回数を重ねるごとに徐々に色味の改善が認められました。特に治療8回終了時点では、瘢痕部の赤みが大きく軽減し、周囲皮膚とのなじみも良好となりました。患者様ご本人からも「以前より目立たなくなり、首元を気にせず過ごせるようになった」との評価が得られています。
頸部の傷跡では、隆起が落ち着いた後も色調異常が長期に残存するケースが少なくありません。本症例のように、瘢痕の状態を正確に評価し、形態と色調を分けて治療戦略を立てることで、満足度の高い結果につながります。