鼠径部脂肪吸引後瘢痕 - きずときずあとのクリニック 豊洲院

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鼠径部脂肪吸引後瘢痕

美容外科術後傷跡部位:臀部・足受傷時期:6カ月以内状態:赤み
初診 治療1回 現在治療中
初診 治療1回 現在治療中
脂肪吸引後の鼠径部傷跡とテープかぶれに対し、炎症鎮静を目的にポテンザを選択。保湿中心のケアへ切り替え、赤みと色調の改善を図りました。

治療内容

病名

鼠径部瘢痕

治療内容

POTENZA

治療期間・回数

38日・1回
施術の価格
¥62,000
リスク・副作用
みずぶくれ、かさぶた形成、痛みによる不快感、術後の赤み、腫れ、あざ、出血、熱傷、発疹、瘢痕、軽い出血、色素脱失、色素沈着など。またごく稀に治療箇所の色が周囲の色に比べて一過性に明るくなる、又は暗くなる可能性があります。

村松 英之 医師 コメント

この患者様は20代の女性で、鼠径部(そけい部)から脂肪吸引を受けられた後、術後の傷跡と皮膚のかぶれを主訴に来院された症例です。手術から約2か月の時点で、創部はまだ赤みと炎症が残る状態でした。術後は他院で「毎日テープを貼るように」と指導を受けていたとのことですが、鼠径部は体の構造上、湿度が高く摩擦が強い部位であり、密閉環境が続くことでテープによる接触皮膚炎(かぶれ)を起こしやすい部位です。実際に本症例でも、長期間のテープ貼付によって皮膚のバリア機能が低下し、炎症性の赤みと刺激による二次的な色素沈着が生じていました。術後のケアでは「テープを貼る=良いこと」という認識が一般的に広がっていますが、湿潤環境下での長期貼付は逆効果となるケースも少なくありません。特に鼠径部のような可動部・高湿度部では、むしろ通気性を確保し、軟膏や保湿剤で皮膚を守ることが重要です。治療としては、炎症の鎮静と早期修復を目的に**ポテンザ(マイクロニードルRF)**を選択しました。ポテンザは真皮層へ直接エネルギーを届けることで、炎症性サイトカインを抑制しながら、コラーゲン再生を促進する作用があります。これにより、赤み・炎症の早期沈静と同時に、瘢痕部の硬さや色調の均一化も期待できます。今後はレーザー治療と自宅での保湿ケアを並行して行い、皮膚バリアの回復を優先する方針としました。脂肪吸引後の創部ケアは部位特性を考慮し、「貼るケア」よりも「守るケア」へ切り替えることが、長期的に美しい仕上がりへつながります。