リストカット瘢痕 - きずときずあとのクリニック 豊洲院

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リストカット瘢痕

リストカット跡部位:腕・腋受傷時期:3年以上前状態:白い
治療前 1年2ヶ月後 現在治療中
10代の時のリストカット痕に対し、前腕後面へ戻し植皮術を実施。術後1年で傷跡は落ち着き、腕を出せるようになるなど生活の質が大きく改善した症例。

術後の経過

術後の経過

治療内容

病名

右上腕・前腕瘢痕

治療内容

戻し植皮®術(100㎠超)

治療期間・回数

500日・手術1回(通院15回)
施術の価格
¥1,000,000~2,000,000
リスク・副作用
出血、血腫(皮膚の下に血がたまってしまう) 創感染(バイキン感染)、痛み、腫れ、発赤、 湿疹、色素沈着などが落ち着くまで1年を要する、 傷跡が残る、ひきつれ、薬のアレルギー、 残った糸があとからでてくる、など

村松 英之 医師 コメント

初診時の診察では、複数部位に線状のリストカット痕が存在していましたが、特に前腕の傷跡が目立ち、患者さんご自身も最も気にされている部位でした。傷跡の性状としては成熟瘢痕であり、長期間経過していることから、レーザー治療による大きな改善は期待しにくいと判断しました。
患者さんは、見た目の印象を大きく変える治療を希望されており、十分な説明と相談のうえで、前腕のリストカット痕に対して戻し植皮術を選択しました。戻し植皮術では、線状で視認性の高い傷跡を含む皮膚を切除し、皮膚の向きを変えて戻すことで、傷跡の印象を変えることを目的としています。本症例では、範囲を前腕に限定し、周囲皮膚とのなじみを重視した手術を行いました。
術後経過は順調で、明らかな合併症は認めませんでした。時間の経過とともに傷跡は落ち着き、質感や色調も周囲皮膚になじんでいきました。術後約1年の時点では、患者さん自身が「腕を出すことに抵抗がなくなった」と感じるまでに改善し、長年抱えていた悩みは大きく軽減しました。
本症例は、複数部位にリストカット痕を有する患者さんにおいても、悩みの中心となる部位を選択して戻し植皮術を行うことで、生活の質の改善につながることを示す一例です。