腹部脂肪吸引後肥厚性瘢痕 - きずときずあとのクリニック 豊洲院

きずときずあとのクリニック

銀座駅
徒歩3
豊洲駅
徒歩5
WEB予約 診療スケジュール
経過観察 症例集当院で治療中の患者様をすべて公開

腹部脂肪吸引後肥厚性瘢痕

美容外科術後傷跡部位:臀部・足受傷時期:1年状態:赤み
治療前 治療4回目 現在治療中
韓国での脂肪吸引術後に残った腹部・鼠径部の傷跡に対し、ロングパルスNd:YAGレーザーとフラクショナルレーザーを併用。5回の治療で色調と凹凸が改善しました。

治療内容

病名

腹部脂肪吸引後肥厚性瘢痕

治療内容

ロングパルスNd:YAGレーザー、フラクショナルレーザー

治療期間・回数

263日、5回

村松 英之 医師 コメント

本患者は20代の女性の方です。
海外(韓国)で脂肪吸引手術を受けた後、術後の傷跡が目立つことを主訴に当院を受診されました。特に、鼠径部、下腹部、側腹部、臍部など、脂肪吸引のカニューレ挿入部に一致した傷跡を強く気にされていました。
診察時、各部位の傷跡は硬さを伴い、色素沈着を伴って残存しており、加えて軽度の凹凸も認められました。脂肪吸引後の傷跡は、切開自体は小さくても、炎症や張力の影響により硬さや色調異常が長期に残ることが少なくありません。特に鼠径部や腹部は、動きや摩擦の影響を受けやすい部位です。
本症例では、患者様が過去にポテンツァ治療で腫れを経験されていたことから、同治療は今回選択せず、ロングパルスNd:YAGレーザーとフラクショナルレーザーの併用を治療方針としました。ロングパルスNd:YAGレーザーにより赤みや色調の改善を図りつつ、フラクショナルレーザーで瘢痕部の質感改善と凹凸の平坦化を目的としています。併せて、局所の炎症を抑える目的で軟膏治療も開始しました。
治療は約2か月ごとにレーザー治療を実施し、計5回行っています。回数を重ねるごとに、色調は徐々に薄くなり、触診上の硬さや凹凸も改善が認められました。治療経過は良好で、術後約1年の時点で、傷跡は以前と比較して明らかに目立ちにくい状態となっています。
患者様ご本人からも、見た目・触感ともに改善を実感され、「十分満足できる」との評価が得られたため、5回の治療で終了となりました。
脂肪吸引術後の傷跡では、部位特性と既往治療を踏まえ、複数のレーザーを適切に組み合わせた段階的治療が有効であることを示す症例と考えられます。