左下腿前面色素異常を伴う瘢痕 - きずときずあとのクリニック 豊洲院

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左下腿前面色素異常を伴う瘢痕

美容外科術後傷跡部位:臀部・足受傷時期:6カ月以内状態:赤み
初診 治療5回目 現在治療中
40代女性。転倒による下腿のケガ後に色素沈着を認めました。ロングパルスNd:YAGレーザーとIPLを月1回施行し、約5回で大きく改善しました。

治療内容

病名

左下腿前面色素異常を伴う瘢痕

治療内容

ロングパルスNd:YAGレーザー、IPL

治療期間・回数

126日5回

村松 英之 医師 コメント

本患者は40代の女性です。転倒により下腿(すね)を受傷した後、その部位に色素沈着が残存することを主訴に当院を受診されました。受傷から約半年が経過しており、比較的早期段階の外傷後色素沈着と考えられる状態でした。
下腿は外傷を受けやすい一方で、血流が比較的乏しく、皮膚のターンオーバーが遅いため、ケガ後に色素沈着が残りやすい部位です。転倒によるケガでは、皮下出血や炎症が強く生じ、その過程でメラノサイトが刺激され、メラニンが過剰に産生・沈着することで色調変化が固定化します。
本症例では、まず炎症の沈静化とメラニン生成の抑制を目的として、外用薬による治療を開始しました。同時に、より積極的な改善を希望されたため、レーザー治療の併用を提案しました。色素沈着が主体であることから、ロングパルスNd:YAGレーザーによる深部メラニンへのアプローチと、IPLによる表在性の色調改善を組み合わせた治療方針としています。
治療は月1回のペースで継続し、皮膚への負担を抑えながら徐々に色を薄くしていく方法を選択しました。受傷からの期間が半年程度と比較的短かったこともあり、治療反応は良好で、約5回の治療で色調は大きく改善しました。周囲皮膚とのコントラストも目立たなくなり、ご本人が日常生活で気にならないレベルまで回復しています。
外傷後色素沈着は、受傷からの経過が短いほど改善が早い傾向があります。本症例はその代表例であり、早期介入の重要性を示す症例と考えられます。治療終了時には患者さんの満足度も高く、良好な結果が得られました。