両鼻翼基部肥厚性瘢痕 - きずときずあとのクリニック 豊洲院

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両鼻翼基部肥厚性瘢痕

美容外科術後傷跡部位:顔受傷時期:6カ月以内状態:赤み
初診 治療2回目 現在治療中
初診 治療2回目 現在治療中
小鼻縮小術後に残った鼻翼基部の陥凹性瘢痕に対し、POTENZA®を用いた真皮リモデリングを開始。凹みと質感の改善を図り、自然な仕上がりを目指しています。

治療内容

病名

両鼻翼基部肥厚性瘢痕

治療内容

POTENZA

治療期間・回数

48日・2回
施術の価格
¥178,560
リスク・副作用
みずぶくれ、かさぶた形成、痛みによる不快感、術後の赤み、腫れ、あざ、出血、熱傷、発疹、瘢痕、軽い出血、色素脱失、色素沈着など。またごく稀に治療箇所の色が周囲の色に比べて一過性に明るくなる、又は暗くなる可能性があります。

村松 英之 医師 コメント

30代女性。3か月前(2024年12月7日)に他院で**小鼻縮小術(alar base reduction)**を受けられ、その術後瘢痕の凹みを主訴に当院を受診されました。創部は鼻翼基部に沿う線状瘢痕で、外見上は清潔に治癒しているものの、皮膚の軽度な陥凹と周囲の質感の不均一を認めました。発赤や肥厚はみられず、**成熟過程にある陥凹性瘢痕(atrophic scar)**と診断しました。
手術自体は技術的に丁寧で縫合法も適切でしたが、術後の瘢痕管理に関する十分な説明がなされていなかったと推察されました。実際、他院で同様の手術を受けた患者からも、「医師からの説明不足」や「術後の質感変化への不満」を理由に当院を受診されるケースが多く見受けられます。小鼻縮小術は、皮膚張力や表情筋の動きの影響を受けやすい部位であり、わずかな組織収縮でも陥凹や左右差が強調されやすい手術です。そのため、術後早期からの瘢痕評価とリモデリング介入が非常に重要です。
本症例では、凹みと皮膚の滑らかさを改善する目的でPOTENZA®(マイクロニードルRF)を選択しました。POTENZAは真皮層に高周波エネルギーを照射し、線維芽細胞の活性化を通じてコラーゲン新生と皮膚再構築を促進します。陥凹性瘢痕に対しては、RFの熱作用により瘢痕底部の組織収縮と再生を誘導し、自然なボリューム回復が期待できます。
治療は1か月間隔で複数回を計画し、初回照射後には凹みの輪郭がやや滑らかになり、患者本人も「化粧がしやすくなった」と実感を示されました。今後も皮膚反応をみながら出力や深度を調整し、自然な皮膚質感の再構築を目指します。
本症例は、術後管理や期待値調整の重要性を示す一例であり、“手術は成功しても満足度が低い”という術後ギャップを補う形成的フォローアップの意義を再確認させるケースでした。