顔面肥厚性瘢痕 - きずときずあとのクリニック 豊洲院

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顔面肥厚性瘢痕

美容外科術後傷跡部位:顔受傷時期:2年状態:赤み
初診 治療4回目 現在治療中
初診 治療4回目 現在治療中
炭酸ガスレーザー後に赤みと肥厚を残したニキビ跡に対し、ポテンザとロングパルスNd:YAGレーザーを併用。炎症を抑えつつ再生を促し、自然な肌質へ改善しました。

治療内容

病名

顔面肥厚性瘢痕

治療内容

POTENZA、ロングパルスNd:YAGレーザー

治療期間・回数

217日・4回
施術の価格
¥223,200
リスク・副作用
みずぶくれ、かさぶた形成、痛みによる不快感、術後の赤み、腫れ、あざ、出血、熱傷、発疹、瘢痕、軽い出血、色素脱失、色素沈着など。またごく稀に治療箇所の色が周囲の色に比べて一過性に明るくなる、又は暗くなる可能性があります。

村松 英之 医師 コメント

この患者様は30代の男性で、ニキビ跡治療として他院で「タイムピール」と呼ばれる炭酸ガスレーザーによるアブレーション後にケミカルピーリングを併用された症例です。近年、このような強いアブレ―ティブ治療を受けられる方が一定数いらっしゃいますが、実際には赤みや盛り上がり、そして長期的な炎症を残すケースが少なくありません。炭酸ガスレーザーで皮膚表面を削る治療は、皮膚再生を促す一方で、真皮構造に大きな熱損傷を与えるため、結果的に「白くテカテカした艶肌(いわゆる羊皮紙様)」のような人工的な質感を残すことがあります。これは皮脂腺や毛包構造の破壊によって、光沢が強く、自然な肌理を失った状態です。
本症例も赤みが強く、部分的に肥厚性変化を伴う状態で来院されました。こうした炎症後の肥厚性変化や紅斑に対しては、ポテンザ(マイクロニードルRF)による治療が最も有効です。ポテンザは皮下深部の炎症を穏やかに抑えつつ、コラーゲン再構築を促すことで、皮膚の硬さや赤みを改善します。また、ロングパルスNd:YAGレーザーを併用することで、浅層の血管拡張や慢性炎症による紅斑にもアプローチでき、相乗的な治療効果が得られます。実際に本患者では、ポテンザとロングパルスNd:YAGレーザーを4回併用した結果、炎症と赤みが著明に改善しました。近年では、デコボコや炎症性のニキビ跡に対しては、こうした非アブレ―ティブな再生的治療が主流となっています。皮膚損傷を最小限に抑えながら真皮を再構築することが、自然で滑らかな肌の回復につながると考えています。