フェイスリフト後皮膚壊死 肥厚性瘢痕 - きずときずあとのクリニック 豊洲院

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フェイスリフト後皮膚壊死 肥厚性瘢痕

美容外科術後傷跡部位:顔受傷時期:6カ月以内状態:盛り上がり
初診 治療5回目 現在治療中
フェイスリフト術後に生じた左耳前・頬部の肥厚性瘢痕に対し、ポテンツァとケナコルト注射、ステロイドテープを併用。赤みと盛り上がりが徐々に改善しています。

術後の経過

術後の経過

治療内容

病名

フェイスリフト 肥厚性瘢痕

治療内容

POTENZA

治療期間・回数

203日・5回
施術の価格
¥372,000
リスク・副作用
みずぶくれ、かさぶた形成、痛みによる不快感、術後の赤み、腫れ、あざ、出血、熱傷、発疹、瘢痕、軽い出血、色素脱失、色素沈着など。またごく稀に治療箇所の色が周囲の色に比べて一過性に明るくなる、又は暗くなる可能性があります。

村松 英之 医師 コメント

この患者様は50代の女性で、韓国でフェイスリフト手術を受けた後に生じた左耳前部および左頬部の赤く盛り上がった傷跡についてご相談に来院されました。特に左耳の前から頬にかけての傷跡が目立ち、時間が経過しても平らにならず、鏡を見るたびに気になってしまうとのことでした。
診察では、フェイスリフトの切開線に沿って、赤みと隆起を伴う肥厚性瘢痕を認めました。術後の経過を詳しく伺うと、手術時に一部皮膚の血流障害が生じ、皮膚壊死(エスカー形成)を起こした可能性が考えられました。このように創部の治癒が不良であった場合、その後の修復過程で炎症が長引き、肥厚性瘢痕へ移行することがあります。

フェイスリフト後の傷跡や、治癒遅延を伴った術後瘢痕に対しては、炎症を抑えながら組織を徐々に平坦化していく治療が重要となります。本症例では、瘢痕の赤みと盛り上がりを同時に改善する目的で、ポテンツァによる治療を中心に行いました。ポテンツァは、マイクロニードルを用いて真皮層に高周波エネルギーを与えることで、慢性的な炎症を鎮静化し、瘢痕組織の再構築を促す治療です。

さらに、補助的治療としてエクラープラスター(ステロイドテープ)の貼付およびケナコルト注射を併用し、炎症と線維増殖を抑制しました。治療を重ねるごとに、赤みは徐々に軽減し、盛り上がりも少しずつ平らになってきています。

現在も治療は継続中ですが、経過は良好で、今後もポテンツァを中心とした治療を行いながら、さらに目立ちにくい状態を目指していく予定です。フェイスリフト後の肥厚性瘢痕は時間を要することが多いものの、適切な治療を継続することで改善が期待できます。