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なぜポテンザが肥厚性瘢痕や術後早期の傷跡に効果的なのか?

2024.02.24

ポテンザが効果があるのは、3つの要素があります

  1. マイクロニードリング、これはフラクショナルレーザーも同じですがたくさんの穴を開けることで再生機構が再度働いて、コラーゲンの再構築が起こるので肥厚性瘢痕が改善する
  2. またRFも同様に線維芽細胞に対して刺激を与えるので、再構築を促すと考える。以前のイントラセルで肥厚性瘢痕に効果があることが報告されている
  3. PLLA(マックーム)、PLLAっていうものなんですが、これは凹んだ傷跡に対して効果があるのははっきりしているのですが、実は炎症反応も抑える効果があることがわかっています、異物反応で線維芽細胞に作用することで炎症を抑えている、ただなんでもいいわけでなく、マックームは球形である程度の大きさ(20マイクロ以上)を持っており、これが線維芽細胞に良い影響を与えている

実際に、当院の患者様でも怪我をされたあと傷跡の方に2ヶ月くらいからポテンザを施術して良くなっている方が多い、赤みや硬さが早く改善しています

手術の傷跡は残念ながら消えることはありません。しかしケアをすれば、できるだけ綺麗にすることができます

早めの受診をお勧めします

記事執筆者

院長村松英之
きずときずあとのクリニック豊洲院院長 村松英之

資格

日本形成外科学会専門医
日本熱傷学会専門医
日本創傷外科学会専門医
皮膚腫瘍外科分野指導医
小児形成外科分野指導医