2025年3月3日、村松英之院長がABEMA TVの報道番組「ABEMA Prime(アベプラ)」に出演し、「増加する大人の自傷行為」をテーマに解説しました。
この放送では、大人になっても自傷行為を続けてしまう背景や、社会における偏見、自傷痕治療の最前線について議論が行われました。実際に自傷行為を続けている当事者の声を交えて、問題の本質が深掘りされました。
近年、大人になっても自傷行為を続ける人が増えていることが指摘されています。番組では、当事者の証言を交えながら、以下のような背景が紹介されました。
✅ 家庭環境:幼少期の虐待や家庭内不和が影響しているケースが多い
✅ 職場や人間関係のストレス:大人になってもストレスの逃避手段として続けてしまう
✅ 精神的な依存:痛みを感じることで気持ちを落ち着かせる行為が習慣化
✅ 自傷の透明化:大人になると周囲に気づかれにくく、一人で抱え込みやすい
村松院長は、「自傷行為は精神疾患だけが原因ではなく、生きづらさを抱えた人がその場をしのぐために行う行為でもある」と説明しました。
番組では、「自傷行為をすぐにやめさせることが正解ではない」という点についても議論されました。
🔸 無理にやめさせると、他の行為(過食・飲酒・薬物依存など)に置き換わるリスクがある
🔸 「なぜそうせざるを得なかったのか」を理解し、本人の気持ちを受け止めることが重要
🔸 支援者や家族は、専門機関への適切なつなぎ役になるべき
村松院長は、「まずは身近な困りごとに寄り添い、適切なサポートへと導くことが大切」と提言しました。
番組後半では、自傷行為の「痕」による偏見についても話し合われました。
✅ 就職や結婚などの人生の選択に影響を与える
✅ 「精神的に弱い」「自殺願望があるのでは」と誤解されるケースも
✅ 社会の中で傷痕を隠すことを強いられるプレッシャー
これに対し、村松院長は「傷痕に対する偏見をなくすとともに、必要とする人には適切な治療を提供することが重要」と述べ、当院で行っている「培養表皮移植術」などの最新治療法について紹介しました。
🔹 従来の治療法(レーザー、切除、削皮)に加え、戻し植皮®などの高度な治療技術を駆使し、より自然な仕上がりを目指す
🔹 治療の適用には、「最後の自傷行為から2年以上経過していること」が条件となる
🔗 ABEMA公式サイト:「【自傷行為】なぜ?死を遠ざける手段?心の安定剤?周りが止める事は正しいのか?|アベプラ」
自傷行為やその傷跡に悩む方やそのご家族にとって、新たな視点と希望を提供する内容となっております。当院は、今後も傷跡に悩むすべての方に寄り添い、最適な治療とサポートを提供してまいります。
◆キャスト MC : 山崎怜奈
ゆうこ(29歳)
村松英之(きずときずあとのクリニック豊洲院院長)
河崎環(コラムニスト)
孫辰洋(リザプロ代表)
山之内すず(タレント/女優)
司会進行 : 仁科健吾(テレビ朝日アナウンサー)
ナレーター : 篠田みなみ
フル動画はこちらより閲覧いただけます。
※アイキャッチ画像は番組TOPよりお借りしています
当院では、傷跡治療に関する情報提供やメディア取材の対応を行っております。
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