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JBpressに掲載されました。人はどんな時にリストカットをしようと考えるのか「切った瞬間に頭が痛みに集中すると、どっと脳内麻薬が出る」(2025/10/2掲載)

2025.10.02

🔍記事の主な内容

🧠 自傷行為のメカニズムと目的

つらい感情が頭の中にあふれる「嵐のような状態」を和らげるため、自傷行為が行われます。

  • ⚡️ 痛みが快感に: 切った瞬間に痛みに意識が集中し、その反動で「脳内麻薬」が放出され、一時的に苦痛が和らぎます。
  • 🔁 常習化の理由: 根本的な問題が解決されない限り、この強い鎮静効果に依存し、他のストレス解消法を持てなくなってしまいます。
  • ⚠️ 効果の低下: 同じ場所を繰り返すことで効果が薄れ、太ももやお腹など、別の場所を切るようになることがあります。

📝 自傷行為の種類と定義

自傷行為は、広く自分を傷つける行為全般を指します。

  • 直接的な行為: リストカット根性焼き(火傷)、オーバードーズ(薬物過剰摂取)、摂食障害など。
  • 間接的な行為: 酒やタバコの過剰摂取、危険な運転など、身を危険にさらす行為。

🤔 自傷行為をする人の特徴と背景

自傷行為は、最初に人に迷惑をかけずに行えるストレス解消法として選択される傾向があります。

  • 性 格: 真面目人に迷惑をかけたくない人、自己肯定感が低い人が多いです。
  • 背 景: 親から常に否定されて育ったなど、環境的な要素を持つ人も少なくありません。
  • 誤解(アピール): 最初の行為は一人で行いますが、傷を見せることで親が優しくなった経験などから、副産物としてアピール行動が出るようになる場合があります。

🗣️ 周囲の人の適切な接し方

自傷行為を目撃した場合、責めたり否定したりすることは避けるべきです。

  • グループ交流の注意点: 患者同士の対面での交流は、「私のほうがひどい」といったマウント合戦や、行為がエスカレートする危険があるため、自助グループはオンライン形式が推奨されています。

🩹 傷跡治療と「戻し植皮®」

  • クリニック: 「きずときずあとのクリニック」は傷跡に特化した形成外科クリニックです。
  • 従来の課題: 自傷痕の見た目を良くする治療は保険適用外が多く、従来の治療法では限界がありました。
  • 画期的な治療法: 村松院長が考案した「戻し植皮®」。
    • 手術内容: 傷跡の皮膚を採取し、90度回転させて元の場所に戻す手術。
    • 効果: 横の傷が縦になるため、リストカット特有の傷跡に見えにくくし、火傷の跡のような印象に変化させます。

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🔗 JBpress:人はどんな時にリストカットをしようと考えるのか「切った瞬間に頭が痛みに集中すると、どっと脳内麻薬が出る」

リストカットの傷跡に悩む方へ、新しい選択肢としての治療法を知っていただく機会になれば幸いです。
「自分の傷跡も治療できるの?」と気になる方は、お気軽にご相談ください

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