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脂肪腫治療で気をつけたい3つのリスクと治療法の選び方を解説!

2025.01.14
脂肪腫治療で気をつけたい3つのリスクと治療法の選び方を解説!

脂肪腫は良性腫瘍ですが、次のような不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?
「脂肪腫治療にリスクはないのだろうか」
「どのような治療法が良いのだろうか」

そのような不安を少しでも解消するべく本記事では、脂肪腫治療にあたって気をつけたいリスクと治療法の選び方を解説します。

ぜひ最後まで読んで、自分に合った治療法を見つけてください。

脂肪腫治療で気をつけるべき3つのリスク

脂肪腫治療で気をつけるべき3つのリスク
  • 神経へのリスク
  • 全身麻酔によるリスク
  • 再発のリスク

神経へのリスク

脂肪腫が神経に近いのであれば、治療による神経の損傷がリスクとして挙げられます。

大きな脂肪腫や脂肪腫が複雑な位置にある場合には、周囲の神経に影響を与えてしまうことがあります。

全身麻酔によるリスク

脂肪腫が大きくなってからの手術では、全身麻酔をしなければいけなくなることがあります。

全身麻酔は、人工的に呼吸を管理する必要や血圧の変動など、体への負担が大きいです。

再発のリスク

脂肪腫を完全に取り除けなかった場合に、脂肪腫が再発することがあります。

切除方法によって再発リスクは変わるため、自分の脂肪腫にはどの治療法が適切なのか、医師としっかり相談しましょう。

脂肪腫治療の方法

脂肪腫治療の方法

脂肪腫治療の方法は、主に以下の3つが挙げられます。

  • 外科的切除
  • 内視鏡手術
  • レーザー治療

外科的切除

文字通り、手術によって体にメスを入れ脂肪腫を切除する方法です。

根本から脂肪腫を取り除くため、再発のリスクは低いですが、体への負担は大きく、傷跡回復まで時間がかかります。
大きな脂肪腫や神経や血管に近い脂肪腫の場合、外科的切除が適していると言えます。

内視鏡手術

小さな穴を開け、内視鏡で脂肪腫を確認しながら取り除く方法です。

傷跡が小さい分、体への負担が少なく、回復も早いというメリットがあります。
脂肪腫が、顔や首などの見える部分にある場合に有効的ですが、外科的切除に比べると再発のリスクは高くなります。

レーザー治療

レーザー治療は、小さな脂肪腫に用いられる方法です。

出血が少ないため、回復が早いのがメリットです。
ただし、大きな脂肪腫である場合や再発のリスクなど、よく考慮して治療法を決める必要があります。

脂肪腫治療の選び方は?

脂肪腫治療の選び方は?

脂肪腫の位置や大きさなどによって最適な治療法が異なります。

脂肪腫が大きかったり、再発リスクを抑えたい場合は、脂肪腫を完全に取り除くことができる外科的切除。
脂肪腫が比較的小さく、体への負担もなるべく小さくしたい場合は、内視鏡やレーザー治療を治療の選択肢に含めることができるでしょう。

治療のリスクをよく考慮し、どの方法が自分にとって最も適切かを医師と相談することが大切です。

脂肪腫治療で気をつけたい3つのリスクと治療法の選び方|まとめ

本記事では、脂肪腫治療にあたって気をつけたいリスクと治療法の選び方を解説しました。

脂肪腫治療では、神経へのリスク、全身麻酔によるリスク、再発のリスクを理解したうえで治療法を選ぶことが重要です。

自分の脂肪腫の位置や大きさに合った治療法を選ぶために、まずは医師とよく相談し、リスクの少ない方法を選びましょう。

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