このたび、瘢痕・ケロイド治療ジャーナル(No.19)に
昨年の研究会で発表した内容を論文として掲載していただきました。
▶ 雑誌はこちら:https://www.fujisan.co.jp/product/1281694582/next/
2017年の開業以来、瘢痕に悩む患者さんに“自費による瘢痕治療といあ選択肢”を届けたいという気持ちでレーザー機器を導入し、保険では対応しきれなかった治療の道を広げてきました。
開業前に病院勤務していた頃、
「これ以上は治せない…」
そう感じていた例えば上口唇の肥厚性瘢痕も、今では複数の機器を組み合わせて、自信をもってご提案できるようになりました。
今回の論文では、
📍フラクショナルレーザー
📍ロングパルスNd:YAG
📍POTENZA®(フラクショナルRF)
📍ボツリヌストキシンやケナコルトなどの併用療法
を中心に、非常に簡単ではありますが6年6か月にわたる症例の検討と課題整理を行っています。
まだまだ道半ばですが、
「瘢痕の自由診療=一部の人のもの」ではなく、
“広く社会に浸透する医療”として育てていきたい。
そのためには、病院でもこうしたレーザー機器が導入できるような環境づくりが必要だと思っていますし、そうなれば良いなと感じています。
これからも、より多くの方に治療を届けられるよう、
臨床と発信を続けていきます。
📍論文タイトル
「レーザー機器などを用いたケロイド・肥厚性瘢痕治療」
(村松英之・野村美佐子・木村千寿/きずときずあとのクリニック 豊洲院・銀座院)