朝日新聞に掲載されました(2025/7/14) | きずときずあとのクリニック 豊洲院 | 東京都江東区の形成外科・美容外科

きずときずあとのクリニック 豊洲院

豊洲駅
徒歩5
銀座駅
徒歩3
WEB予約 診療スケジュール

ブログ

朝日新聞に掲載されました(2025/7/14)

2025.07.15

🌸 「半袖が怖い」「肌を見せたくない」——それでも、生きていく。 🌸
先日、私たちのクリニック「きずときずあとのクリニック」の取り組みが
朝日新聞に掲載されました。
▶ 記事はこちら(※有料記事)
https://digital.asahi.com/articles/AST790J1DT79BNQI004M.html

年間約3,000人の患者さんのうち、10人に1人が「自傷痕」に悩んでいます。
特に春から夏にかけて、薄着になる季節に相談が増えます。
多くは20〜30代の女性。
「リストカットの痕をどうにかしたい」
そんな思いに対して、まず私たちは心の状態を丁寧に確認するところから始めます。
「なぜ傷つけたのか」
「どんな未来を生きたいのか」
決して非難せず、否定せず、
ご本人の言葉をそのまま受けとめながら、治療の可能性を一緒に考えています。
🔹 自由診療だからこそできる、治療の幅の広さ
レーザー、戻し植皮、再生医療など、見た目だけでなく「生きやすさ」につながる治療を提供しています。
🔹 心のケアとの連携
精神科医・松本俊彦先生とのご縁から、
2022年には「日本自傷リストカット支援協会」を立ち上げました。
交流会や勉強会を通じて、当事者やご家族がつながれる場所づくりをしています。
私は、こう思っています。
「もし、周囲の理解が得られ、幸せに暮らせているなら、治療しないという選択もあっていい。
いつか偏見がなくなり、この治療が“必要なくなる”社会になることを、心から願っています。」
この記事を通じて、
「自傷」に悩む人たちの背景や思い、
そして社会としてできることについて、
少しでも関心を持ってもらえたら嬉しいです。