前回の続きです
手術についてはいくつか種類があるとお話しました
1、傷跡を切除する
2、皮膚を削る
3、植皮をする
の3つにわかれています
前回ではきずあとの切除についてお話しました。
縦方向の切除は汚い傷跡が残ってしまうので、出来るだけジグザグの傷跡にすることをお話しました。
他院で、リストカットの傷跡を小さくするために、大きく縦方向に切除をされる方はよく見かけます
たしかにこれは違う傷跡にはなるのですが、
余計目立つ傷跡になってしまって、悩みが深くなってしまう方も多くいらっしゃいます
さて今回は
「2、皮膚を削る」
ということについてお話します。
これは簡単にいうと、傷跡を削って、やけどのあとのようにします。
局所麻酔で30分程度の手術です
メリットとしては
他から皮膚を持って来る必要がない
また、手術は簡単です
ただ、デメリットとしては
傷が治るまでに1ヶ月程度かかる
傷跡がひきつれたり盛り上がったりしやすい
太い傷跡は1回では消えないこともあり何度か行う必要がある
などです
フラクショナルレーザー と組み合わせて、太い傷跡を広いやけどのあとの様な形にすることもあります
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