冬に注意したい低温やけど(低温熱傷)の症状と対処法 | きずときずあとのクリニック 豊洲院 | 東京都江東区の形成外科・美容外科

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冬に注意したい低温やけど(低温熱傷)の症状と対処法

2021.12.15

きずときずあとのクリニック豊洲院は、様々な傷や傷跡に悩む患者さんが
多く来院する傷跡治療に特化した形成外科です。

冬になって寒くなってきた時期、皆さんはどんな暖房器具を使いますか?

湯たんぽや電気あんか、電気毛布、電気カーペット、使い捨てカイロなど
頻繁に使うようになりませんか?

これらの暖房器具を長時間同じ部位に触れている状態が続くと
低温やけど(低温熱傷)になってしまいます。

舐めちゃいけない低温やけど(低温熱傷)の重症度

低温やけど(低温熱傷)の重症度はⅢ度に分類されます。

  • Ⅲ度になると皮膚に血の気がなくなり蠟のように白くなったり、
    炎で受傷した場合には炭のように黒くなったりします。
  • Ⅲ度になると痛みを感じる神経まで損傷されるので逆に痛くないのが特徴です。

Ⅲ度熱傷の場合には皮膚の障害が強く、治るのに時間がかかるため
小範囲の場合でも医療機関での治療をおすすめします。

すぐには治らない低温やけど(低温熱傷)

治療期間は数ヶ月掛かります。

  1. まずダメージを受けた皮膚と、正常な皮膚の境界がはっきりしてくるのに2~4週間掛かります。
  2. その後、壊死組織がとれるのに1〜2ヶ月
  3. 皮膚がなくなっているから、その部分が治るのに1〜2ヶ月

全部で約3~4ヶ月程度掛かってしまいます。

更に傷跡は数年すると少してかてかした白い傷跡になることが多いです。

低温やけど (低温熱傷) による傷跡の治療は難しい

現状では、選択肢としてきずときずあとのクリニック豊洲院では
手術フラクショナルレーザーが使われます。

低温やけど(低温熱傷)の症状が多いひざから足首は皮膚に余裕がなく
切除が難しく、凸凹が残ってしまい余計目立つ傷跡になる事もあります。

フラクショナルレーザーも少しは傷跡が柔らかくなるかなとは思いますが
効果は少ないため、きずときずあとのクリニック豊洲院ではお勧めしておりません。

きずときずあとのクリニック豊洲院でのやけど治療について

低温やけど(低温熱傷)にならない為の予防や対処法

  • 長時間同じ部位にふれないようにする
  • 電気製品などは、寝る前などには必ず電源を切る
  • タイマー機能がある電気製品であればタイマーをセットする
  • 湯たんぽは寝る前に必ず布団から出す

等、原始的な内容ですが、低温やけど(低温熱傷)にならない為には必要な事です。

最後に

低温やけど(低温熱傷)は治るのにも時間が掛かるし
治ってもその後の傷跡を綺麗にする事は難しいです。

予防や対処法を実践して、この冬は低温やけど(低温熱傷)に
ならないように気をつけて下さい。


きずときずあとのクリニックチャンネルの動画紹介

きずときずあとのクリニック豊洲院の村松院長が低温やけど(低温熱傷) の事を動画で解説しています。

記事執筆者

院長村松英之
きずときずあとのクリニック豊洲院院長 村松英之

資格

日本形成外科学会専門医
日本熱傷学会専門医
日本創傷外科学会専門医
皮膚腫瘍外科分野指導医
小児形成外科分野指導医