海外でのボランティアミッションについて | きずときずあとのクリニック 豊洲院 | 東京都江東区の形成外科・美容外科

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海外でのボランティアミッションについて

2019.09.13

自分はこれまでなんども海外へのボランティアミッションに参加させていただいております

 

このような経験をさせてもらい、クリニックのスタッフや、関係者の方々に感謝します

 

そして行くことを許してくれる、嫁と子供にも本当に感謝です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこで形成外科の手術を行うことで、現地で暮らす人達の生活がよくなることがとても嬉しいです

 

また、そのような時に形成外科医師になってよかったと心の底から感じることができます

 

 

 

 

 

形成外科は、命に関わるような手術を行う科ではありません

 

だから外科などに比べたら圧倒的に医師の数も少ないですし、

 

形成外科医師がいない地域や国もたくさんあります

 

 

 

ただ、形成外科の技術はその人の暮らしを良くすることができます

 

その技術をもってその人のQOL(Quality of life、生活の質)を上げることができます

 

 

しかも緊急で行う治療ではありませんので

 

その場所にいけば、誰かしら治療を必要とする患者さんはいます(ちゃんと知らされていればですが・・・)

 

 

 

しかも形成外科医の手術ってあんまり道具を必要としないんです

 

ほとんどの手術が、

「メス」、「ハサミ」、「鑷子(ピンセット)」「持針器(縫合のために針をもつ器械)」、「針と糸」

だけでできてしまうんです

 

 

これは他の科とは大きく違うところです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が海外でこれまでどのような手術をしてきたかというと

 

口唇口蓋裂はもちろんですが、

 

耳や手足の先天奇形、

 

そして皮膚腫瘍の切除や再建、

 

他には、なかなか治らない怪我の手術や、

 

ひきつれをおこした傷跡の手術なども行ってきました。

 

 

 

でも一人でできるわけではありません

 

様々な国から来た同じ思いを持ったメンバーや、

 

現地のスタッフの方々に助けてもらいながら手術を行っていきます

 

 

 

 

自分はこれまでに、

 

パレスチナに2回、

 

ミャンマーに3回、

 

中国に2回、

 

インドネシアに1回、

 

カンボジアに1回

 

行っています

 

 

まずは初めて参加したパレスチナミッションについて、次回紹介したいと思います

 

 

パレスチナに入国するために入った、イスラエルのテルアビブ空港での一コマ

ここは本当に緊張しました

 

いきなり別室連れてかれてあんなことやこんなことまで・・・・

詳細は次回で!!

記事執筆者

院長村松英之
きずときずあとのクリニック豊洲院院長 村松英之

資格

日本形成外科学会専門医
日本熱傷学会専門医
日本創傷外科学会専門医
皮膚腫瘍外科分野指導医
小児形成外科分野指導医