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豊胸手術の傷跡はどこにできる?症例写真を使って解説!

2024.07.16

「豊胸手術をしてみたいけれど、どこにどんな傷跡ができるのだろう」
「豊胸手術の傷跡は目立たないのだろうか」

と不安を抱えている方もいらっしゃるでしょう。

そのような方のために、本記事では、豊胸手術の傷跡がどこにできるか、症例写真と一緒に詳しくご説明します。

豊胸手術による傷跡の症例

豊胸手術による傷跡を写真でわかりやすくご説明します。

症例

病名色素異常、陥没を伴う瘢痕、肥厚性瘢痕、ケロイド
治療内容瘢痕(範囲:線状瘢痕 ~50㎠以下)に対してPOTENZAを用いての治療
治療期間・回数2ヶ月に1回、その後定期的な通院を経て1年から2年
参考治療価格(自由診療)総額60,000円~150,000円(レーザー代、自宅でのスキンケア費用等を含む)
リスク・副作用みずぶくれ、かさぶた形成、痛みによる不快感、術後の赤み、腫れ、あざ、出血、熱傷、発疹、瘢痕、軽い出血、色素脱失、色素沈着など。
また、ごく稀に治療箇所の色が周囲の色に比べて一過性に明るくなる、又は暗くなる可能性があります。

症例

病名色素異常を伴う瘢痕、肥厚性瘢痕、ケロイド
治療内容瘢痕(範囲:線状瘢痕 ~50㎠以下)に対してロングパルスNd:YAGレーザーを用いての治療
治療期間・回数1ヶ月に1回、その後定期的な通院を経て1年から2年
参考治療価格(自由診療)総額20,000円~80,000円(レーザー代、自宅でのスキンケア費用等を含む)
リスク・副作用みずぶくれ、かさぶた形成、痛みによる不快感、術後の赤み、腫れ、あざ、出血、熱傷、発疹、瘢痕、軽い出血、色素脱失、色素沈着など。
また、ごく稀に治療箇所の色が周囲の色に比べて一過性に明るくなる、又は暗くなる可能性があります。

脂肪注入豊胸手術の傷跡の場所

脂肪注入豊胸手術の場合、傷跡はどこにできるでしょうか。

脂肪注入豊胸手術では、脂肪を吸引するときと脂肪を注入するときに傷跡を作ることになります。
それでは、詳しく解説していきます。

脂肪吸引部分による傷跡

どこから脂肪を取るかによって傷の場所が変わります。

例えば、二の腕やウエスト周り、太ももなどから脂肪吸引することができます。

それぞれどの位置から脂肪吸引するかなど、詳しく知りたい方は、「脂肪吸引による傷跡を目立たなくする方法」をご覧ください。

脂肪注入による傷跡

脂肪注入による傷跡

主に脂肪を注入する際は、ワキのシワ部分と胸の周辺に傷跡ができます。

胸の脂肪注入は、ワキあたりに約2〜3mmの穴を開けて、脂肪を注入します。

シリコンバッグ豊胸手術の傷跡の場所

シリコンバッグを挿入するのみの傷跡になります。
どこからシリコンバッグを挿入するか、以下の箇所が選ばれることがあります。

  • 脇の下
  • 胸の下
  • 乳輪付近
  • 胸の横

脇の下

脇の下の傷跡

シリコンバッグ豊胸手術は、脇の下から行われる場合が多いです。

脇の下のシワ部分を3〜4cm切開することによって、傷跡ができます。

胸の下

胸の下の傷跡

大きいシリコンバッグを挿入する際に選ばれることが多い箇所です。

シリコンバッグを挿入するときには、胸の下を2〜4cmほど切開します。

ほとんどの場合、大きくなった胸が傷跡にかぶさるので、傷跡は気にならないでしょう。

乳輪付近

乳輪付近の傷跡

乳輪と皮膚との境目に沿って約2cm切開し、シリコンバッグを挿入する方法です。

乳輪付近は、傷跡が目立ちやすく、乳腺組織を傷つける場合があるため、現在の日本ではあまり使われない場所です。

胸の横

胸の横の傷跡

胸の外側ラインに沿って傷を作り、4〜5cmほど切開し、そこからシリコンバッグを挿入します。

胸の横も乳輪付近と同じく、目立ちやすい箇所なので、積極的に使われる箇所ではありません。

豊胸手術の傷跡を早く治す4つの方法

豊胸手術の傷跡は、以下の4つの方法によって治癒を促すことができます。

  • 傷跡を触らない
  • 保湿ケアをする
  • 栄養をしっかりとる
  • 治療を行う

傷跡を触らない

傷跡を触ってしまうと、せっかく治ってきている部分が色素沈着を起こしてしまう場合があります。

傷跡は完全に治るまで触らないように気をつけましょう。

保湿ケアをする

傷跡にできた皮膚が色素沈着してしまわないようにするためには、保湿がかかせません。

特に、色素沈着はメラノサイトの活性化が原因となるので、ビタミンC含有製品が効果的と言えます。

栄養をしっかりとる

体の内側から、回復成分を作るのに大切なビタミンCやタンパク質、ミネラルなどをしっかりと補給することが大切です。

治療を行う

適切な治療を行うことで、豊胸手術時にできた傷跡を早く治すことができます。

どのような治療を行うと良いかについては、次の章でご説明いたします。

豊胸手術後の治療とレーザーの効果効能

どのような治療法が効果的なのか、詳しく説明していきます。

  • 豊胸手術後の治療について
  • 豊胸手術後の治療使用するレーザーの効果効能

豊胸手術後の治療について

豊胸手術後の肥厚性瘢痕による炎症が強く赤く盛り上がっているときの治療として、POTENZAを使うと効果的でしょう。

また、炎症が治ってはいるが、色素が残っている傷跡に対しては、ロングパルスNd:YAGレーザーなどの色素レーザー治療を行います。

完全に白くなっている成熟瘢痕は、フラクショナルレーザーやPOTENZAなどを用いて治療をしていきます。

場合によっては、ボトックスやヒアルロン酸注射なども効果を発揮しますので、ぜひ担当の医師とよく相談して決めてください。

豊胸手術後の治療で使用するレーザーの効果効能

POTENZAいくつもの針を刺し、その針先からRF(高周波)を出します。このようなドラッグデリバリーシステムを活用することにより、治療に効果のある薬剤を広範囲かつ均等に皮膚の奥まで届けることができます。
ロングパルスNd:YAGレーザ細かい血管(毛細血管)を焼くレーザー治療です。傷跡の赤みを取り、ケロイドや肥厚性瘢痕の盛り上がりを抑制する効果があります。
フラクショナルレーザー微量で出力の高いレーザーを皮膚に点状照射し、凸凹の減少や見た目を改善する治療です。