やけどの処置について | きずときずあとのクリニック 豊洲院 | 東京都江東区の形成外科・美容外科

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やけどの処置について

2018.10.08

連休みなさんいかがお過ごしですか?

昨日は娘の幼稚園で運動会でした

 

しかし非常に東京は暑かったですね

30度を超えていて、閉会式では園児たちも調子悪くなった子もいました

 

10月で30度超えとか信じられませんね

 

 

 

 

さて、今日はやけどの処置について説明します。

 

熱傷治療 湿潤治療

 

 

やけどには基本的に何が大事かというと保護してあげることが大事です

湿潤療法という名前を聞いたことあるかもしれないですけども

 

これは何かというと、

しっとりとしたワセリン等の軟膏で、

傷を少し湿らせた状態で保護してあげるというような治療です

 

それが湿潤療法です

やけどの治療では、この湿潤療法が非常に大切です

出来るだけ乾燥させないようにしてください

 

また湿潤療法を使って

すれたりとかしても出来るだけ痛くない状況

にするというのが一番大切なことです

 

では、具体的にどうするかと言いますと、

必ず毎日洗ってもらって構いません

石鹸などをつけて、シャワーでよく洗ってください

 

具体的には、手などに石鹸の泡をきちんとつけて、やけどの部分をきちんと洗ってください

で、洗ってもらった後拭いてもらって、

その後フィブラストスプレーが出されている場合はフィブラストスプレーを使用してください

フィブラストスプレーをかけてから30秒待って、ワセリンを塗ったくっつかないガーゼを貼ってください

 

当院ではデルマエイドというものをお出ししています。

これを、必ず貼って保護してください。

そしてテープや包帯等で固定をしてください

 

とにかく大事な事というのは、

傷が外に出ていないこと

つまり、乾燥しないことなんですね

 

どうしても腕とか足とかだと動いてしまってガーゼがずれてしまったりする事がよくあります

特にガーゼっていうのは大体、腕とか足に付けると、

どんどんどんどん、下とか先っぽの方にずれていってしまいます

そういう事が無いように少しガーゼは広めに貼ってください

また、例えば腕だったら、肩の方に少し大きめに貼っておく

そうすると、ずれてしまっても大丈夫というかたちになっています

 

そういう所を気を付けて処置をして欲しいと思います

 

 

 

 

 

当院は完全予約制ですが、

怪我ややけどなどの緊急の患者さんの診察は可能です

その際は必ずお電話でご連絡ください

 

なお、混雑状況によってはお待たせする場合もございます

ご了承いただければ幸いです

 

 

 

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記事執筆者

院長村松英之
きずときずあとのクリニック豊洲院院長 村松英之

資格

日本形成外科学会専門医
日本熱傷学会専門医
日本創傷外科学会専門医
皮膚腫瘍外科分野指導医
小児形成外科分野指導医